放課後等デイサービスとは

空(スカイ)・スカイ2・スカイ3

放課後等デイの取組

空(スカイ)・スカイ2・スカイ3 それぞれの事業所では様々な療育活動に取り組んでいます。

各種スポーツ
各事業所にボルダリングがあり、余暇時間や活動として取り入れています。指…
学習
来所するとまず宿題を行います。元教員の職人も多く、丁寧に分からないとこ…
創作活動
空き箱を用いた活動をしています。セロハンテープや糊、ハサミ等を用いて自…
各種体験活動
ぶどう狩やサツマイモの苗植え、じゃがいも掘り等の季節に応じた野菜や果物…
SST
ソーシャルスキルトレーニング
社会性の訓練をすることで人との上手な関わり方やマナーを学んでいます。挨…
ビジョントレーニング
視覚機能を鍛えることで脳を活性化し認知能力を鍛えることが出来ると言われ…

空(スカイ)・スカイ2

放課後等デイの概要

放課後等デイサービスとは? 事業所とは? 利用するためには? などを詳しく解説しました。放課後等デイサービスは、支援を必要とする子どもたちやお母様方にとって頼れる存在だと思います。 福祉サービスの目的や利用方法の手順などよくご覧いただき、有効にご利用ください。

放課後等デイサービスとは

放課後等デイサービスは、小学校1年生から高校3年生(6歳から18歳 特例で20歳まで)の障がいを持ったお子様や発達に特性を持っているお子様が利用できる福祉サービス施設です。放課後や行事の代休、土曜日、祝日、長期休暇(夏休み、冬休み、春休み) などに利用することができ、障がい児の学童保育などと表される場合があります。

生活能力向上のための訓練等を継続的に行い、日常生活動作の指導、集団生活への適応訓練等を支援する療育の場であるとともに、放課後の居場所としてや、またレスパイトケア (ご家族に代わり、一時的にケアを代替することで、ご家族の日々の疲れ等をリフレッシュしてもらう家庭支援サービス)としての役割も担っています。

2012年に児童福祉法に位置づけられた福祉サービスで、それまでは、未就学児(小学校入学までの子ども) と就学児童(小学校入学以上の子ども)が一緒に通うサービスでしたが、改正により未就学児のための「児童発達支援」と就学児のための「放課後等デイサービス」に分かれました。

放課後等デイサービスは、親の就労の有無に関係なく障がいのある児童をお預かりし、個別支援計画に基づく療育プログラムや学習指導など、障がい児のためのプログラムが提供されています。また、障がいに理解のある専門のスタッフが在籍し、定員10名ほどの少人数の中で社会性を身につける学習が出来るのも特徴です。

放課後等デイサービスの対象は、心身の変化の大きい小学校や特別支援学校の小学部から高等学校等までの子どもであるため、この時期の子どもの発達過程や特性、適応行動の状況を理解した上で、コミュニケーション面で特に配慮が必要な課題等も理解し、一人ひとりの状態に即した放課後等デイサービス計画(個別支援計画)に沿って発達支援が行われます。

放課後等デイサービスについて相談ができる場所はどこですか?

放課後等デイサービスのご利用について相談される場合、下記の施設で相談することができます。

  • ご利用されたい施設
  • 各市区町村の福祉の窓口
  • 相談支援事業所

いずれかで相談いただければ、各ご家庭にそった利用までの手順を教えてもらえます。

相談支援事業所とは?

相談支援事業所は、障害のある方やその家族から相談を受けて、サービス利用のサポートをしてくれるところです。 施設の利用に必要な受給者証を申請する際のプラン作成や、施設や役所との仲介を無償でしてくれます。 また、放課後等デイサービスの利用についてだけでなく生活や就労についても相談することが出来ます。

放課後等デイサービス利用に必要なものはなんですか?

放課後等デイサービスを利用するためには「受給者証」が必要となります。受給者証を既にお持ちの場合は、利用したい施設に問い合わせなどをして、条件が合えば契約を結ぶことができます。

受給者証をお持ちでない場合は、各市区町村の福祉の窓口にてご相談ください。 受給者証の申請後、発行が完了してお手元に届き次第、 利用したい施設とご契約いただくことが可能です。

受給者証とはどのようなものですか?

障がい者手帳や療育手帳とは全くの別もので、放課後等デイサービスのサービスを受けるのに必要な証明書です。各種手帳がない場合でも、医師の診断書がある場合は発行が可能です。市区町村が発行しているため、別の市区町村へ引っ越しをした場合には再度お手続きが必要です。

また、1年に1回の更新があります。受給者証には、支給量等が記載してあり1ヶ月間に利用出来る日数の上限が記載してあります。10日/月と記載があれば1か月に10日間利用できるという意味です。ライフスタイルに変化があれば、支給量の変更が可能です。変更希望の場合には各市区町村の窓口または、相談支援専門員さんに申し出をしてください。

放課後デイサービスはいつから利用できますか?

ご利用されたい放課後等デイサービスと直接ご契約いただきいつからでも利用を開始することが可能です。年度に関係なく月の途中からでも施設側に空きさえあれば利用が開始できます。 施設や当日の空き情報によりますが、最短では契約した当日からでも利用が可能です。

利用までの流れ

問い合わせる

まずはお問い合わせください。(見学希望の方もお問い合わせください)

面談(見学)

簡単なヒヤリングを行いますので親子でご訪問ください。

利用開始
  • 受給者証を受けている場合
      すぐにでも利用可能です。
  • 受給者証を受けていない場合
      市役所で手続きが必要です。
  • 受給者証について

送迎について

行っておりますのでご希望の方は申し出てください。

利用定員

1日 10名までです。

長期休暇(土曜日も含む)

お弁当やおやつが必要となります。
ご依頼があれば準備いたします。
お弁当1食400円 おやつ1回50円

利用時間

  • 月曜日~金曜日14:30~17:30
  • 土曜日10:00~16:00
  • 長期休暇 月曜日~金曜日11:30~17:30

長期休暇の場合で、早朝よりお預かりする場合は、日中一時支援としてご利用できます。

放課後等デイサービスの運営体制はどのようなものですか?

児童発達支援管理責任者・児童指導員・保育士などの専門の資格を持った方が働いております。 管理者・児童発達支援管理責任者の方が各施設ごとに1名以上。 児童指導員・保育士などの資格を持つ指導員は、児童10名以下の施設では2名以上必要です。必要に応じて看護師も配置しております。

自立した日常生活を営むために必要な訓練

放課後等デイサービスでは、子どもの発達に応じて必要となる基本的日常生活動作や自立生活を支援するための活動を行います。子どもが意欲的に関われるような遊びを通して、成功体験の積み増しを促し、自己肯定感を育めるように関わっていきます。 方針や役割分担等を共有できるように学校との連携を図りながら支援が行われます。

創作的活動、作業活動

創作活動では、表現する喜びを体験できるようにする。 日頃からできるだけ自然に触れる機会を設け、 季節の変化に興味を持てるようにする等、豊かな感性を培います。

地域交流の機会の提供

放課後等デイサービスでは、障害があるがゆえに子どもの社会生活や経験の範囲が制限されてしまわないように、子どもの社会経験の幅を広げていく支援や地域交流の機会を提供していきます。

余暇の提供

子どもが望む遊びや自分自身をリラックスさせる練習などの諸活動を自分で選択して取り組む経験を積んでいくために、いろいろな活動プログラムを用意し、ゆったりとした雰囲気の中で行います。

放課後等デイサービスの基本的役割

共生社会の実現に向けた支援

放課後等デイサービスでは、子どもの地域社会への参加・包容 (インクルージョン)を進めるため、他の子どもも含めた集団の中での育ちをできるだけ保障する視点が求められます。
放課後等デイサービス事業所では、放課後児童クラブや児童館などの一般的な子育て支援施策を、専門的な知識・経験に基づきバックアップする「後方支援」としての位置づけも踏まえつつ、必要に応じて放課後児童クラブ等との連携を図りながら、 適切な事業運営を行うことが求められています。

保護者支援

放課後等デイサービスは、保護者が障害のある子どもを育てることを社会的に支援する側面もあります。

  • 子育ての悩み等に対する相談を行うこと
  • 家庭内での養育等についてペアレント・トレーニング等活用しながら子どもの育ちを支える力をつけられるよう支援すること
  • 保護者の時間を保障するために、レスパイトケアを一時的に代行する支援を行うこと


これらの支援によって保護者が子どもに向き合うゆとりと自信を回復することも、 子どもの発達に好ましい影響があるとして期待されています。

お子様の特性による 「困り感」で困ったり、悩んだりしているのは周囲の人ではなく、お子様本人です。特性から「できない」のに、周囲から理解を得られないことによって辛い想いをしたり自信を無くしたりしてしまい、生きづらさを感じたりすることがあります。

発達に凸凹はあったとしても、「苦手」「短所」だけでなく、「得意」「長所」がもちろんあるのです。 最も身近にいる保護者やご家族の方が、お子さま一人ひとりの凸凹を見つめてあげることが自己肯定感を守るためには必要です。

とはいえ、子どものことを理解してあげたいけど、どう接するべきか、どのように指導をしたらよいかが分からない… そんなお悩みのある方も多くいらっしゃると思います。そこで、頼れる存在が「放課後等デイサービス」 なのです。 ぜひ一度、 どんなサポートが受けられるのか相談をお待ちしております。

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